〔066〕大野山 (753m)

兵庫県猪名川町

2010年12月25日


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標高差:417m
Road Map :猪名川町から県道12号線をし、西軽井沢バス停前に登山口の表示あり。
Route Map:西軽井沢から寂れた別荘地を抜け山頂を往復する。
兵庫100山
能勢三草山を登った帰り道に登山口の表示があったので登ってみる。 9年前に登った時の印象は
山頂に電波搭があり良い記憶は残っていないが、歩き易かった登山道だったのは覚えていた。
コースタイム 登り:53分、下り:47分
大野山の予定はなかったが
  兵庫50山を巡っていたのは10年程前になるが、今日、偶然にも ”大野山”に登ることになり、再度、兵庫50山を巡りたくなってきた。 そして兵庫50山の2巡目を始める。
県道沿いに登山口の表示があり、12時30分に歩き始める。
この辺りを ”西軽井沢”とか ”関西軽井沢”とかを謳って
別荘地開発をしている様であるが、400mに満たない標高で
軽井沢を名乗るのはチャンチャラおかしい。 既に廃屋が多く、
バブリーな頃の名残に感じる。
舗装路を歩くこと8分で小さな”有料駐車場”に着く。
この辺りで別荘地は終わりとなり登山道に入って行く。
県道12号線、西軽井沢バス停前の道路が広くなって
おり、ここに車を停める。
冬枯れの曇り空、今にも雪が降ってきそうな天気である。
林道の様な広い穏やかな登山道から始まる。
9年前のハイカー初心者の頃に地獄の階段と思った登りに着くが、
今歩けば、何てことはない斜面だった。
穏やかな道を淡々と歩く。 途中に見所は何も無し。
ひと登りで尾根道に出る。 この先は緩やかに下り、
緩やかに登り返す優しい道となる。
途中、電波搭の管理道路を横断する。
大野山は良い登山道なのに山頂付近の風情が頂けない。
嫌でも電波搭が目に入る山頂風景。 小春日和ならお弁当を広げるのに持って来いの場所なのだが・・・
気温−2℃で風が吹いているので流石に寒い。
53分にて ”大野山”(753m)に着く。
兵庫の山は全て1時間以内で登れるコースがある。
の自論がここでも当てはまった。
山頂からは360°の展望が得られるが、粉雪が降ってきて今日は展望が得られない。
寒いので直ぐに下山する。
こんな山に山荘は要らないと思うが、泊りで宴会するには
楽しそう。 しかし、誰がビール、食料を担ぎ上げるのか。
下山時に脇道を覗いてみると山荘が建っていた。
尾根道の端にある大きな電波搭、この
施設さえなければ良い山になるのだが。
今日は写真に残すものが何も無く、寂しいので下りも写真を
撮っておく。 ここは尾根の端、ここから下りに入る。
粉雪で白くなった一番きつい下りであるが、大した積雪にならずに
助かった。 この辺りに来ると風が無く、寒くはない。
山頂の風情の悪さに反して登山コースは自然道で良い感じ。
自然のバイク止めになっている倒木が3ヶ所にあった。
MTB野郎なら自転車を担いで通ってしまいそうだ。
3ヶ所の倒木はハイカーに負担の掛からない
程度のものばかりで助かった。
最後のストレート、これを抜けると別荘地に入って行く。
おおやさん